【ウィーンから小旅行】コウノトリとワインの街ルストへ行こう
ウィーンに数日滞在する場合、街中だけではなく近隣に足を延ばしたいなと思われる方も多いことでしょう。 春夏のシーズンはおすすめのスポットもたくさんあるのですが、今回はそのうちのひとつ、オーストリア東部ブルゲンラント州にある小さな街、ルストについてご紹介したいと思います。 目次 ◆ルストとは? ◆ルストへのバスでの行き方 ◆ルストの楽しみ方 ◇ルストの観光スポット ◆ルストとは? ルストはウィーンの南東66kmに位置する街。 東側にはハンガリーとの国境にまたがるノイジードル湖(Neusiedler See)があります。世界遺産にも認定されている、ヨーロッパで2番目に大きなステップ湖です。 ルストでは4月から8月頃にかけて、コウノトリが巣を作り子育てすることで有名。 屋根を見上げると、煙突の上に丸い巣をたくさん見つけることができるはず。 歩いていると聞こえてくる「カカカカカ…」という音は、くちばしを鳴らす音。コウノトリはこの音でコミュニケーションをとっているそうです。 ルストの市庁舎広場。 また、ブルゲンラント州は良質なワイン産地。比較的温暖で日照率が高いため、国内では珍しい赤ワインも生産しています。 赤ワインにはオーストリアや南ブルゲンラント独自の品種、ツヴァイゲルトやウーフドラーなど、ほかではなかなか味わえないものも。 街中にも多くのワインショップがあるので、ぜひお土産にどうぞ。 もちろん、ホイリゲやレストランで地元産のワインを飲むこともできます。 ◆ルストへのバスでの行き方 ルストには鉄道が走っていないので、バスで向かいます。 市内を走るバスとは違い、途中のアナウンスなどがありませんので不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、運転手に行先を告げておけばそこで降ろしてくれるのでご心配なく。 ウィーン中央駅のバスターミナル 出発はウィーン中央駅から。 駅正面から出ると左手の高架下にバスターミナルがあり、Nの乗り場がアイゼンシュタットやルスト方面となります。 バスはラクセンブルク、アイゼンシュタット経由 チケットは乗車時に運転手へ行先を告げ、購入します(現金のみ)。 ウィーン市内の有効な乗り放題チケットを持っている場合はそれを提示すると、その分を引いた金額を請求されます。 ア