投稿

3月, 2018の投稿を表示しています

【ウィーンから小旅行】コウノトリとワインの街ルストへ行こう

イメージ
ウィーンに数日滞在する場合、街中だけではなく近隣に足を延ばしたいなと思われる方も多いことでしょう。 春夏のシーズンはおすすめのスポットもたくさんあるのですが、今回はそのうちのひとつ、オーストリア東部ブルゲンラント州にある小さな街、ルストについてご紹介したいと思います。 目次 ◆ルストとは? ◆ルストへのバスでの行き方 ◆ルストの楽しみ方 ◇ルストの観光スポット ◆ルストとは? ルストはウィーンの南東66kmに位置する街。 東側にはハンガリーとの国境にまたがるノイジードル湖(Neusiedler See)があります。世界遺産にも認定されている、ヨーロッパで2番目に大きなステップ湖です。 ルストでは4月から8月頃にかけて、コウノトリが巣を作り子育てすることで有名。 屋根を見上げると、煙突の上に丸い巣をたくさん見つけることができるはず。 歩いていると聞こえてくる「カカカカカ…」という音は、くちばしを鳴らす音。コウノトリはこの音でコミュニケーションをとっているそうです。 ルストの市庁舎広場。 また、ブルゲンラント州は良質なワイン産地。比較的温暖で日照率が高いため、国内では珍しい赤ワインも生産しています。 赤ワインにはオーストリアや南ブルゲンラント独自の品種、ツヴァイゲルトやウーフドラーなど、ほかではなかなか味わえないものも。 街中にも多くのワインショップがあるので、ぜひお土産にどうぞ。 もちろん、ホイリゲやレストランで地元産のワインを飲むこともできます。 ◆ルストへのバスでの行き方 ルストには鉄道が走っていないので、バスで向かいます。 市内を走るバスとは違い、途中のアナウンスなどがありませんので不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、運転手に行先を告げておけばそこで降ろしてくれるのでご心配なく。 ウィーン中央駅のバスターミナル 出発はウィーン中央駅から。 駅正面から出ると左手の高架下にバスターミナルがあり、Nの乗り場がアイゼンシュタットやルスト方面となります。 バスはラクセンブルク、アイゼンシュタット経由 チケットは乗車時に運転手へ行先を告げ、購入します(現金のみ)。 ウィーン市内の有効な乗り放題チケットを持っている場合はそれを提示すると、その分を引いた金額を請求されます。 ア

輝く季節に旅をしよう!ウィーンの春を満喫するための4つのポイント

イメージ
関東ではポカポカ陽気を感じるようになってきた今日この頃。 ウィーンも寒暖の差は激しいものの、そろそろ春を思わせる気候の日も増えてきているようです。 そこで今回は、ちょうどこれからの季節のウィーンのおすすめと、旅するときの服装についてご案内してみたいと思います。 目次 ◆イースターマーケットに行こう ◇Ostermarkt Schloss Schönbrunn(シェーンブルン宮殿) ◇Altwiener Ostermarkt (フライウング) ◇Ostermarkt Am Hof(アム・ホーフ) ◆公園や庭園の散策が気持ちいい ◆春の味覚! シュパーゲルとベアラオホ ◆春の気候と服装 ◆イースターマーケットに行こう クリスマスと同等またはそれ以上、といっていいほど重要なイースター。 キリストの復活を祝うと同時に、暗く寒い冬を越して春を迎える喜びに満ちたお祭りです。 オーストリアではクリスマスマーケットのような市が立ち、復活を象徴する卵や、多産・豊作のシンボルであるウサギといった、イースターや春に関連するデコレーションが並びます。 毎年日にちの変わるイースターですが、2018年は4月1日。 マーケットはその2週間ほど前から開かれ、観光客にもアクセスしやすいウィーン市内のイースターマーケットは以下の3か所です。 ◇Ostermarkt Schloss Schönbrunn(シェーンブルン宮殿) 繊細な細工のイースターエッグも。 シェーンブルン宮殿の前庭で開催されるマーケット。ガラス細工や陶器など、変わり種のイースターエッグもたくさん並びます。 素朴な木のイースターエッグは、割れにくいので持ち運びにもいいですね。 食器やクッションなどの日用品も売られ、春らしい色彩の商品には目移りしてしまいます。 入り口で巨大なイースターエッグがお出迎え。人気の記念撮影スポットです。 開催時期: 3月17日(土)~4月2日(月) 時間: 10:00~18:00 アクセス: 地下鉄U4シェーンブルン駅より徒歩5分 ◇Altwiener Ostermarkt(フライウング) 所狭しとディスプレイされたイースターエッグ。 旧市街のフライウングで行われるマーケットは、山盛りのイースターエッグが並ぶことで