Zotterのチョコレート工場に行こう!【工場見学編】

Zotter

Zotter(ツォッター)はオーストリア発祥のビオ&フェアトレードのこだわりチョコレートブランド。
環境や生産者に配慮しているだけでなく、おしゃれなパッケージに個性的な商品ラインナップが特徴で、日本でもファンが多いですね。

オーストリアのシュタイアーマルク州にあるZotterのチョコレート工場は、見学もできます。
とてもユニークな施設なので、皆さんにもぜひ行っていただきたいところ。
ですが、ウィーンからだとちょおっと遠い…。現状、日本語のツアーでここまで行くものもなさそうです。

現地在住の方は車で行くせいか、行ったレポートはあっても、行き方を解説した記事ってないんですよね…。
そんなわけで、チョコレート工場がどんな場所なのか、どうやって行くのかについて、まとめてみました!
いつか誰かの役に立つと信じて…!

まずは第一弾として、工場見学の内容についてお伝えします。
【2/1更新】行き方はこちらからどうぞ!
【ウィーンから】Zotterチョコレート工場に行こう!【行き方編】


目次
◆試食し放題のチョコレート工場見学
◆夢のようなラインナップの売店
◆「食用動物園」へ

◆試食し放題のチョコレート工場見学

Zotter
工場見学の入り口。
見学は予約制。
公式サイトから時間を予約していき、受け付けで予約番号を伝えるとチケットが貰えます。

最初にミニシアターでビデオを鑑賞します。内容はZotterの歴史、チョコレートに使われる素材やその産地についての解説です。
Zotter
入り口で試食に使うスプーンを受け取ります。
それが終わったら、いよいよ工場見学へ。
見学は自由にできるので、自分のペースで回れます。
Zotter
はじめはカカオ豆や様々な種類の砂糖などの原料が並び、それらも試食可能です。
進んでいくうちに、中に入るフィリングなども登場。粉や液状の場合は先述のスプーンを使ってください。
Zotter
試食の仕掛けもユニーク
できあがった製品もたくさん食べられるので、チョコレート好きにはたまりません!

Zotter

見学のハイライトは、最も高い位置にあるこの部屋です。
Essbarer Tiergarten(直訳すると「食用動物園」つまり牧場)のパノラマを堪能できます。
国境に近いこの地からは、天気が良ければお隣のハンガリーやスロヴェニア方面まで見渡せるんですよ。
Zotter

そして、そんな絶景を眺めながらいただけるのが、ホットチョコレート。
ミニゴンドラに盛られた専用のチョコレートの中から好みのものを選び、カウンターで渡されるミルクに混ぜます。
もちろんこれも入場料に含まれているので、追加料金はかかりません。
さらに、カウンターの横ではそれぞれの味をちょっとずつ試すこともできます。写真左奥に見えるのがそのコーナー。

実は私、ホットチョコレートが苦手でおそるおそるでしたが…ここで飲んだハニーシナモン味は気に入りました。
試食させてもらったキャラメル味も、とってもおいしかったですよ。
Zotter
補充もバッチリ。食べたいのにない…なんてこともありません!

この後もしばらく試食できるスポットが続き、見学が終わると売店へ出ます。
ここでも、一部商品は試食ができるようになっています。

◆夢のようなラインナップの売店

Zotter

売店にはZotterの商品が勢ぞろい。
お買い物にも時間をとって、じっくり選びたいところです。
アウトレット商品は格安で販売しているので、自分用にたくさん買いたい人にはおすすめ。
また、牧場で生産されたハムなども扱っています。

お土産になるようなものを…と思い、お店の方に「ここでしか買えないものはありますか?」と聞いてみたのですが…
私のドイツ語がへたくそだったせいか上手く伝わらず、「すべてインターネットでも購入できますよ♪」とにこやかに返されました(;・∀・)
精進します…(笑)

ちなみに、味は限定ではありませんが、限定パッケージのZotterチョコレートを販売しているところはあります。
これまで、アドモント修道院と、お隣の国の首都ブラチスラヴァのお土産屋さんで見たことが。
「Zotterのチョコレート工場見学をしてきました」的なものはありませんでしたが(笑)
手前がZotterで購入したものの一部。右手前はシュタイアーマルクの特産品を使ったチョコ、その後ろにある赤いパッケージはアドモント修道院のお土産です。
シュタイアーマルク産のパンプキンシードオイルや、地域特産のワイン、シルヒャーを使ったものなど、地域独特の商品もあるのでお土産にぴったり。
ウィーンでもここまで種類が揃ったお店はそうそうないので、珍しい味のものは要チェックですね。
商品ラインナップもコロコロ変わるので、時期がすぎるとなくなってしまうことも多いのです。

◆「食用動物園」へ

建物の外に出て、右手へ進むとEssbarer Tiergarten、牧場への入り口があります。
自動ゲートにチケットをかざし、「ピッ」となったらバーを押して中へ。

坂を下っていくと牧場が…の前に!
ここにもZotterならではのユニークな場所が。
Zotter
これは…お墓?
そうなんです。ここにはこれまで、生まれては消えていった商品が"埋葬"されています。
本物の墓石のようですが、よく見ると石の色はそれぞれのチョコレートのもので、商品名と販売期間が刻まれています。
販売終了したお気に入りの商品があれば、お参りしてみるのもいいかも!?

Zotter

そこを過ぎると、広々とした牧場が目の前に。
羊やヤギをはじめとした数多くの動物たちがのんびりと草を食んでいます。
奥に進めば、そこで生産した食材を使ったメニューが味わえるレストランも併設。
私は時間がなく、お腹もすいていなかったので入りませんでしたが、子連れだと食育にもよさそうですね。
時間がたっぷりあれば、牧場を散策した後に一休みできます。

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こーんな魅力たっぷりな工場見学、しなくてどうする!行きたい!と思われたことでしょう!
次の記事では、ウィーンから公共交通機関を使った行き方の詳細を日本初解説(たぶん…)しちゃいます。

行き方はこちら!→ 【ウィーンから】Zotterチョコレート工場に行こう!【行き方編】


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日本公式サイト: Zotter Japan

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