直行便で早朝着!朝のウィーンでどう過ごす?
朝日を浴びるメダイヨンハウス。金の装飾がさらに輝く朝に見るのがお気に入り。 |
オーストリアへの旅行がますます便利になりましたね。
全日空では羽田を深夜に出発し、現地には早朝6:00着。
ということは、初日をまるまる使える! なんて便利!
…と思っていたのですが、このことについて何人かと話をしているうち、「もしかして早朝に着いてもどうすればいいのかわからない、という人は多いのかな…」と思い至りました。
元々私は、旅行すると朝からせっせと歩き回るタイプなので(日本では超夜型人間なのに! 時差のおかげです…)、朝に着くならあれもこれも初日からできちゃうな~とワクワクしています。
…と言いつつ今年の旅行では往復オーストリア航空なんですけども…w
そんなわけで、今回はウィーンに早朝に到着した際の過ごし方についてのご提案です!
※時間・料金などは2019年3月現在の情報です。詳細はリンクさせている各公式サイトをご確認ください。
目次
1. まず、荷物をどこに預ける?2. 早朝の街歩きや観光を楽しむ!
3. カフェやベーカリーで朝食を
4. 市場や蚤の市も楽しい
5. いっそ移動しちゃう?
1. まず、荷物をどこに預ける?
ウィーン国際空港 |
6:00に着陸して、スムーズにいけば7:00前にはウィーン中心部に着いてしまいますよね(オーストリアの入国審査は日本人ならなにも聞かれずサラッと終わることがほとんど…)
宿のチェックインはたいてい14:00~15:00前後…それまで荷物をどうするかは悩みどころだと思います。
早めの時間でも、部屋が空いていれば入れてくれることもありますが、ここまで早すぎるとそれは厳しそう。
(私は昼頃になら追加料金なしで入れてもらえた経験がありますが、それも空き状況次第です)
また、追加料金を払えば事前にアーリーチェックインが予約可能な場合もあります。
早すぎる時間にはそれも難しいかもしれませんが、問い合わせてみるといいでしょう。
ウィーン旧市街の歴史あるホテル |
大きめのホテルなら、ウェイティングルームなどを設けている場合もあるようです。
ただし、小さな宿や個人の持つアパートメント、レセプションのオープンしている時間が限られているユースホステルでは預けるのが難しい場合もあります。
ホテル予約サイトなどでは荷物預かりなどサービスの有無が記載されていることもあるので、チェックしてみるといいでしょう。
宿で荷物を預けられない、あるいはウィーン市内に宿泊しないけれど出発まで時間がある場合などは、コインロッカーを利用することになります。
ウィーン市内でコインロッカーがあるのは、中央駅、西駅、ウィーン・ミッテ駅、プラーターシュテルン駅、マイトリング駅などの大きな駅。
設置されている駅と料金は、ÖBB公式サイトから確認できます。
2. 早朝の街歩きや観光を楽しむ!
アルベルティーナ美術館。階段の模様は特別展の内容などに応じて変えられますが、昼間は人が多くてこんな写真をとることは難しい! |
そういう人には早朝散歩、めちゃくちゃおすすめです。
なんと言っても、昼間には混みあう場所でも人が少ない!
いつも大勢の人に囲まれているモーツァルト像やシュトラウス像も独り占め状態なんです。
いずれも中心部の庭園・公園内にありますが、その時間すれ違うのは犬の散歩やジョギングをしている人くらい。
かと言ってよほど変な場所に行かなければひと気がなく怖いというほどでもなく、程よく人が歩いている程度。
観光客のほとんどいない時間を、のんびり楽しむのも気持ちがいいものです。
もちろん絶対安全とは言い切れないので、見通しの悪い場所などは気をつけてくださいね。
ブルク庭園、早朝のモーツァルト像。 |
昼前~午後にはチケット売り場も大変混みあいますが、この時間なら比較的空いているのでねらい目です。
庭園に至っては6:30からオープンしているので、宮殿が開くまでの時間、静かな庭園を歩いてみるのはいかがでしょう。
ちなみに、ベルヴェデーレ宮殿上宮は9:00(庭園7:00)、ホーフブルクは9:00(ブルク庭園6:30)にオープンします。
冬季にはこの時間はまだ暗くて寒いので、散歩どころではありませんねw
その場合は朝から開いているカフェに避難しましょう!
3. カフェやベーカリーで朝食を
朝8時頃のカフェ・ツェントラル。このカフェで静かに過ごせる唯一の時間帯と言っていいでしょう。 |
早朝到着の日でなくても、ぜひとも朝カフェは体験してほしいところです。
ツェントラルやデーメルなど、いつ行っても行列ができているような人気カフェでも、朝ならガラガラで席も選び放題!
朝からケーキもいただけますし、たいていは朝食セットも複数用意されています。
カフェ・シュペルルの朝食。 |
・Central/ツェントラル 7:30(日曜10:00)
・Sacher/ザッハー 8:00
・DEMEL/デーメル 8:00
・Landtmann/ラントマン 7:30
・Heiner/ハイナー 8:30(日曜・祝日10:00)
・Schwarzeberg/シュヴァルツェンベルク 7:30(土・日曜8:30)
・Mozart/モーツァルト 8:00
・Sperl/シュペルル 7:00(日曜10:00)
…まだまだありますが、とても書ききれないのでこの辺で!
多くの店舗があるベーカリーAnker(カールスプラッツ店)。メランジェもリーズナブルにいただけます。 |
ほかに、旧市街の路地にあるウィーン最古のパン屋Grimmは7:00(土曜8:00、日曜休)、ビオベーカリーのFelzlの旧市街ショッテントーア店は6:45(土・日曜・祝日8:00)開店。
たいていイートインがあり、軽めの朝食にぴったりです。
4. 市場や蚤の市も楽しい
ナッシュマルクトのチーズ屋さん。青や緑のカラフルなものはハーブ入り。 |
中でも旅行者も多く訪れるナッシュマルクトは飲食店のほか量り売りのお酢屋さん、素材にこだわった石けん屋さんなども並び、お土産選びにも訪れたい場所です。
6:00頃から開いており、中にはファラフェルなどのテイクアウトグルメもあるので、ここで朝食を調達するのもいいですね。
ここばかりでなく、市内には小・中規模の市場が点在。
ほかの場所にはお土産にできるものは多くないですが、近年はビオ食材に力を入れたり、こじゃれた飲食店が並んだり、それぞれの個性が際立っています。
中心部から少し離れた宿に泊まるなら、近くの市場をチェックしておくといいかもしれません。
ナッシュマルクトの蚤の市。 |
朝早くから多くの人で賑わい、いいものはどんどん売れてしまうため、買いたいものがあるならできるだけ早めに行くのがベストです。
貴重な骨董品などはハードルが高くても、庶民的な食器や雑貨も並んでいるので、気軽に見て回れますよ。
5. いっそ移動しちゃう?
ウィーン国際空港の鉄道駅に停車中のRailjet。 |
早朝にウィーンに到着すれば、そこから乗り継いでも欧州内なら午前中に目的地到着、ということが可能なんですよね。
一旦ほかを回って最後にウィーン、という手もありますからね!(*'ω'*)
インスブルック旧市街。すぐそこにアルプスが迫り中世の趣が残る、ウィーンとはまったく違う風景。 |
ザルツブルクには飛行時間は50分ですが便数が少なく、列車でも2時間半なので、待ち時間や空港から市内の移動を考えると鉄道のほうが楽かもしれません。
現在はウィーン国際空港直結の鉄道駅に高速鉄道Railjetも乗り入れているので、陸路での移動もスムーズになりました。
ハンガリーやスロヴァキアなど、東欧を巡るにも便利です。
もっとも遅延の可能性もあるので、列車を予約しておく場合は余裕を持たせておくことをおすすめしますが。
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書きながら、自分が早朝到着する気分になってしまいましたが、今年利用するオーストリア航空は夕方着w
でも5~6月は日も長いため、早朝散策もめいっぱい楽しむ予定です。
また新しい朝活のネタができたらブログに書きますね!
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オーストリア航空
ANA
はじめまして。貴重なサッカー動画見つけました。
返信削除フランスワールドカップ予選、オーストリア対エストニアです。
ヘルツォーク、ポルスター、バスティッチ、ファイアージンガーがいます。
https://www.youtube.com/watch?v=M1nS5YvRoLE